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文化情報マガジン「to you」
令和7(2025)年5月21日(水) 更新

特集
広島駅に注目して乗り物・交通の今昔を2館で展示

郷土資料館(5/17~7/6)とヌマジ交通ミュージアム(10/10~11/30)の2 館で、広島駅を起点とする乗り物・交通について歴史的な視点に立った企画展を開催します。

明治27年(1894)に開業した広島駅は広島市の発展とともに重要性や規模を拡大していき、現在、「minamoa(ミナモア)」に代表される新しい駅ビルの開業により新たな姿を見せつつあります。企画展ではそうした過去からの広島駅の歩みを紹介した上で、現在の広島駅の機能や街づくりの視点から見た位置、路面電車の2 階乗り入れをはじめとする技術などを紹介します。

広島駅外観と駅前大橋ルートのイメージ(JR 西日本提供)
中央アトリウム空間に乗り入れる路面電車(JR 西日本提供)
明治から大正時代発行の「廣島停車場」絵葉書。駅前には人待ちの人力車が並んでいる。(広島市公文書館蔵)
戦前の昭和時代の絵葉書。汽車を降りた後の交通手段は、人力車から自動車に変わっている。

2020年から始まった広島駅ビルの建て替え工事。2025年3月に広島の新しい顔となる商業施設minamoa(ミナモア)としてオープンし、夏にはいよいよ新駅ビルの2階への路面電車乗り入れが実現します。
そのほか、広島駅南口のペデストリアンデッキ設置、路面電車の駅前大橋ルート新設など、広島駅を起点とする都市交通の利便性が向上します。

時/開催中~7月6日(日)
  9:00~17:00(入館は16:30まで)
休/月曜
会/1・2 階展示室
料/大人100円、高校生・シニア(65歳以上)
  50円、幼児~中学生無料      
問/郷土資料館 TEL.082-253-6771
「郷土資料館」ホームページはこちら 

広島駅のリニューアルと山陽新幹線の広島乗入れ50周年を記念して、新幹線開通前後の広島周辺の鉄道の変化と、その後の広島駅と新幹線の移り変わりを紹介します。(写真は展示のイメージです)

実物の新幹線運転台を間近に見ることができます。
モーター、パンタグラフ、車輪など普段は近くで観察することができない新幹線の部品も展示されます。

時/10月10日(金)~11月30日(日)
   9:30~ 17:00(展示室への入場は16:30まで)
休/月曜(祝日は開館)
会/特別展示室
料/大人510円、高校生・シニア(65歳以上)
  250円、幼児~中学生無料
問/ヌマジ交通ミュージアム
  TEL.082-878-6211
「ヌマジ交通ミュージアム」ホームページはこちら